釧路の夜白い夜

船はまだかと 幣舞橋に
問えば夜空に 霧が舞う
こないあなたの 面影に
今日も私は しばられて
恋もしないの できないの
ああ 釧路の夜 白い夜

よわい女が からだを張って
芝居する街 生きる街
責めちゃいけない その嘘の
網にかかった ふりをして
嬉しがらせて 欲しいのよ
ああ 釧路の夜 白い夜

夜の化粧が ふる雨染めて
傘の花咲く 大通り
客に送って もらえない
やぼな女が やきとりの
串で占う 明日の夢
ああ 釧路の夜 白い夜
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