星見る頃を過ぎても

さよなら。サヨナラ。さようなら。何回言葉にしてみても、
さよならはやっぱり「さよなら」っていう言葉でしかなくて。

空に星がいない夜。君の忘れものたちが、
心の中の何かを少しずつ変えてゆく気がしていたんだ…

君が教えてくれた優しさ、君と探し続けた強さも。
君と見ていた小さな夢も、あの約束も。
君が残した胸の痛みも、君と探した冬の星座も。
星降る夜も…

好きだよ。ココロの片隅の想いを言葉にしてみたら、
好きだよはやっぱり「好きだよ。」っていう言葉でしかなくて。

君と星を探した。夜の静寂さの中、
暗闇照らす何かがほら、そこにあるような気がしていたんだ。

君と感じた夏の匂いも、とても暑かった日の記憶も。
君と過ごしたあの冬の日も、雪の白さも。
君と見上げた空の青さも、君と出会ったあの日のことも。
星の名前も…

「失くした」「見つけた」「迷った」「探した」
泣いたり笑ったりしていたんだ。
永遠なんてないと知ってた僕たちが…

君が伝えたさよならの意味、君の寂しさその悲しみも。
君のしぐさも、君の笑顔も、その泣き顔も。
君のいない静かな朝も、君が好きだったあの歌も。
星見た夜も…

君が教えてくれた優しさ、君と探し続けた強さも。
君と見ていた小さな夢も、あの約束も。
君が残した胸の痛みも、君と見つけた夏の星座も。
星降る夜も…
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