君だけの唄

名前以外の存在の理由をいつも
探して探して探して探して

キミじゃなきゃダメなんだと誇れるものはどこだ
「誰か」ではない唯一人のキミはどこだ

まだ色のない毎日はとても閑散として閉塞
大人になると次第に要求される存在意義
「それが全てで最高かい?」
「もう良いよ他で充分だ」
人形みたいに今日も息している

キミじゃなきゃダメなんだと誇れるものってなんだろう?
誰かではない唯一人のキミって誰だろう?

君じゃなきゃダメなんだよって何度でも言ってやるから
変わる事ないキミはキミのままでいいから
言葉だけじゃ足りないなら唄ってやるから
もがいて付いた傷跡はただ一つの
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