ロケット

昔 窓から星空を見上げてた少年が
夢を描いて打ち上げたロケット
1号機は何本を花火を束ねただけ
庭の垣根 爆発して壊した
「宇宙の彼方に飛んでいこう」と言ったところで
誰もまだ信じられない夢物語だった
だけどどんな事だって 叶えるタメには必ず
立たないと行けない場所があるのさ
誰もが通るスタートライン
one-way なんにだって“ハジメテ”はあるものさ
one-way そしてちょっぴり躊躇もするものさ
今じゃ失敗すら僕の胸にひときわ輝く勲章

食べる直前 覚めた夢みたいにがっかりする
そんな夢にだけは したくなかった
逆上がりが鉄棒で“ハジメテ”出来た日は
世界中ひっくり返したようで得意になった
自転車に乗れた日も のぼり棒を制覇した日にも
感じたあの光 追いかけて
世界を輝かせてみたい
one-way なんにだって失敗はあるものさ
one-way そして笑われたりもするものさ
今じゃ逆境すら僕の胸にひときわ輝く勲章

世界地図を広げてみたって宇宙なんて載ってない
だから探していこう 描いていこう
針の先よりもちっぽけな自分

one-way なんにだって“ハジメテ”はあるものさ
one-way そしてちょっぴり躊躇もするものさ
今じゃ失敗すら僕の胸にひときわ輝く勲章
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