ねえ ダーリン

そんなに安い女じゃないから
嫌いな女がたくさんいるの
おしとやかな態度が鼻につく
プリプリなんてできない

だってかっこワルい 私がやったって似合わない
あの子みたいにかわいくないし
目が小さいし 足だって太いし
でも笑った顔はかわいいの 私のほうが

あなたの前では隠せないの 嫌いな女になってしまうのよ
あなたの前では 不安で小さくなって
そんな私をわかって ねえ ダーリン

強くいたい小さな肩に 優しく当たる水色の雨
届けられない「好き」が 押し隠すほど強く

不安を拭うように明るくしてる
見つけた写真 忘れられなくて
そんな自分が 許せないし 愛せない
よわいよわい私 知らないでしょう?

あなたと向き合う怖さより くだらないこの一瞬が愛しくて
終りを告げる 分かっているの
愛さずにはいられないの ねえ ダーリン

かっこよく生きたいの 嫌いな女になっていくの
あなたのせいでしょう? 責任くらいとってよ
そんな自分が嫌い 大嫌い 大嫌いなの

うまくやってるの あなたの前では
気立てが良くて ちょっとだけズルイ
それでもいいの?

あなたの前では 隠せないの
嫌いな女になったっていいんでしょう?

怖さを超えた その先にある愛
すべて 受け入れてくれるの?
ねえ ダーリン
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