愛のレストラン

少し冷めたフライドポテトをかじりながら
「出来立てってどんなだった?」って考えた

君が「何も分かってない」って出てってから
平気なフリしてアレコレ悔やんでいる

キスよりも大事なものを見落として
ずっと上手くやれてるような気でいたよ

愛のレストラン シェフは君
いつも当たり前に振る舞ってくれていた
柔らかな笑顔を
もっとちゃんと噛みしめりゃ良かった

たまに酸っぱかったり塩っぱかったり甘すぎたり
思ってたような味じゃなくても美味しかったり

今ひとり
胸に残る君の味思い出してる
どれもこれも特別な日々(じかん)

愛のレシピなんてない
心、心こそが大事なスパイスで
足りてなかったんだ
君を想う気持ちも何もかも

愛のレストラン シェフは僕
ちゃんと心込めて振る舞ってみせるよ
下手くそでもいいよね
いつも君だけに味わって欲しいから
「出来立てより美味しい」
そんな未来にしようよI love you
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