君のいない世界には音も色もない

決して1つにはなれない すぐに気づいてしまうけど
僕はこんなに脆いから 君と寄り添うのだろう

重ねた分の熱で余計な寒さを知るけど
手を繋ごうか 今だけでも

僅か1秒でいい 僕より後にして
君のいない世界には 音も色もない
笑う人もいるかな ただ誰であろうとも
そう思えることがいつかあると
自分の知ること以外 僕は何も知らないけど
まだ信じていさせて

晴れていようが 雨だろうが
閉じたままのカーテンのように
何も見ないままで嘆いてた
僕が閉じていたもの

窓を開けば眩しすぎて 目を背けるけど
大丈夫だよと君は言った

一人で生まれてきて 一人で今日も眠る
そんなこと痛いほど 分かっているけれど
認めてくれたから 否定してくれたから
その言葉たちで作られてく
僕という心にもしも重さがあるのなら
二つ分と思いたい

僅か1秒でいい 僕より長く在れ
君のいない世界では 息もできないよ
こんな風に足掻ける時間もあとどれほど
大切なことは話しておこう

覚えてる 窓辺の席で隣にいた日から
君のことをずっと
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