teen age

図書館を越えて横道を抜けてそびえ立った大木が僕に覆い被ったときに
いつか並んで自販機で買ったレモネードの味を思い出した

渡す筈の11桁や泣かす筈の寸劇や笑い声や電車の音や
駅南の土管や醜い罪悪感さえも

忘れもしない あの校舎の匂い
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