サラリーマン悲歌

一人手酌の 屋台の酒に
酔えば忘れる 心が晴れる
月に浮かれて おどけて踊りゃ
影も寂しい サラリーマン

ペンの虫かよ インクのにじむ
指で数える 月給袋
たまにゃ夢見る 重役社長
醒めりゃ悲しい サラリーマン
何かほのかな 希望もあった
若いあの頃 夜昼バイト
今じゃ赤字の くらしに慣れて
鞄かかえた サラリーマン
サラリーマン
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