てのひら

どんなに倒れても どんなに壊れても どんなに汚れても
君がそばにいれば

遠くで唸ってるサイレン 路面をノックする雨の音
濡れたメモリーがメドレー 探す真夜中のパラシュート

絡まった心の糸くずを ゆっくりとほどいて
そっと世界を撫でるように やさしく立っていたい

どんなに倒れても どんなに壊れても どんなに汚れても
君がそばにいれば

過ぎ去った事はすべて てのひらにずっと刻んでゆこう
君の後ろ姿 匂いや感触を持っていよう

いつか終わりが来るなんて 当たり前のことを
どこかで忘れてしまわないように 胸を張っていたい

どんなに倒れても どんなに壊れても
どんなに汚れても どんなにやつれても
どんなに沈んでも どんなに淀んでも
どんなに迷っても 君がそばにいれば
君がそばにいれば
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