夜のない時代

路地裏で英字の新聞紙に
包まれたビスケット 一度に頬ばり
ふたり 見えないはずなのに未来 見通してる
そんな気がしていたあの頃
君はまだピアスをしてなかった
コーヒーに角砂糖ふたつ入れていた
どこへ行くのか 行く先も知らず走っていた
ふたりなら許されてた その若さで
夜のない時代がある 誰にも
沈まない太陽だけ信じて
わけもなく(たいしたわけもなく)笑ったり(簡単に泣いたり)
めまぐるしいキスにはしゃいでた
いつからか雪のような無口や
心配が訪れて苦しくなるけど
どうか不安の重たさに押し潰されないで
雨なんて痛くはない 濡れるだけで
夢のない時代はない いつでも
つまらないもの ひとつも知らない
そのままで(真っ直ぐそのままで)その道の(ずっと遠い先に)
今日の君と僕が待っている
どこへ行くのか 行く先も知らず走っていた
ふたりなら許されてた その若さで
夜のない時代がある 誰にも
沈まない太陽だけ信じて
そのままで(真っ直ぐそのままで)その道の(ずっと遠い先に)
今日の君と僕が待っている
今日の君と僕が待っている
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