ユクイウタ

なんだかんだで時間が過ぎるのは本当あっという間
妹夫婦のとこにも とうとう待望の二人目
おれ達の団地が名前を変えて 何とかハイツになる
リフォーム 増築 中には立派な三階建まで
昔のまんまでやってるのはもうこの辺じゃウチと
角のパーマ屋くらいさ すっかり見違えてる
親父のスープに秘伝の隠し味を加えてから
先代よりも旨いってもっぱら評判なんだぜ
ああ 今度お前にも食わせてやりたいな
ああ 今度お前にも食わせてやりたいな

会いたくなったら いつでも電話くれ
何も言わなくても すぐに駆けつける
寂しくなったら いつでも電話くれ
時計を外して とことん付き合うぜ

見上げたビルに憧れて 地元を離れて暮らして
5年半経って気付けば 俯き下ばかり見てた
初めて雪を見た夜 ガスも電気も止まってた
笑えな過ぎて笑っちまう 驚くほどロクでもない日々
近所のガキども集めて 知った面して語るには
思い出がホロ苦過ぎる 何よりあまりに眩し過ぎる
夢の舞台を降りて もうおれの東京は遠く
だから色々託してる 今はお前の背中に
勝手に自分を重ねて 夢見て ここで祈ってる
勝手に自分を重ねて 夢見て ここで祈ってる

会いたくなったら いつでも電話くれ
何も言わなくても すぐに駆けつける
寂しくなったら いつでも電話くれ
時計を外して とことん付き合うぜ

会いたくなったら いつでも電話くれ
時計を外して とことん付き合うぜ

お前が帰ってきたら たらふく飲む事になるだろう
色んなヤツらが会いたがるから やたらと盛り上がるんだろう
いつものノリでバイパスのカラオケ屋に流れたら
昔みたいにあの歌を聴かせてくれないか
昔みたいにあの歌を聴かせてくれないか
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