Saihate

歓声の鳴り止んだ朝に太陽は燦々と光る
鳥たちは木々に跨って窓越しに愛を囀った

聴こえる

感覚の澄み切った夜に対岸へ舵を取り渡る
灯台が海を照らし出し真直ぐと伸びた道を行く

聴こえる

もうずいぶん遠くの街まで来てしまった
きっと街には帰れないくらい

ここにはない

歓声の鳴り止んだ朝に太陽は燦々と光る
鳥たちは木々に跨って窓越しに愛を囀った

聴こえるよ
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