誰がために鐘は鳴る

春には花が咲き 夏には実を結び
切ない秋をくぐり抜け 冬を堪え忍ぶ

何かをなくすのは 悪いことじゃなくて
本当の幸せに出会うためさ そう思えばいい

解り合えなくて過ぎて行く人 見知らない顔で

ああ風がなぶる僕の胸 いまこそ歩めと
ああ手を離れた夢にも

呼びかけてみよう 呟いてみよう
僕は生きると

この手に抱いたのは 幻ではなくて

確かに伝えたかった言葉さ 吐息 温もりで

僕の残したこの愛の歌 誰かの声で

ああどこを越えて流れてく 今日という時代で
ああ耳をすませ目をこらせ

触れあうハーモニー 寄り添うように
僕は歌うと

今の僕には分からない 道が見え隠れて
心に響く瞼に染みる 誰がために鐘は鳴る

ああ風がなぶる僕の胸 いまこそ歩めと
ああ風がなぶる僕の胸 いまこそ歩めと
ああ手を離れた夢にも

呼びかけてみよう 呟いてみよう
僕は生きると
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