思いだけあたたかい

たとえば胸を切り裂いてみても
愛などどこにも見えないと知ってる
それでも熱く打ち続ける音を
あなたのそばに届けていたい

無駄な言葉はないから 全部聞いていたいから
くちびるが動くたびに からだじゅうあなたを聞く

思いだけあたたかい 容赦なくふえてゆく気持ち
二人ならあたたかい 低い空 どんな風に打たれても

たとえばあなたに触れてるすべてに
嫉妬をしてる それが小説でも
好きだと言えば許されるような
浅い言葉は使いたくない

椅子にもたれてる顔を 一日中見ていたい
瞳に反射している 文字のひとつひとつまで

思いだけあたたかい 奥深く入り込む気持ち
一人でもあたたかい 寒い窓 どんな夜を運んでも

限りがあるのは時間だけじゃない
信じつづけること ゆらぐ日もある
どこにもないような愛ならいいね
時計だけが急ぐ部屋で…

思いだけあたたかい 容赦なくふえてゆく気持ち
二人ならあたたかい 低い空 どんな風に打たれても

思いだけあたたかい 奥深く入り込む気持ち
一人でもあたたかい 寒い窓 どんな夜を運んでも

ラー ララー ラララー ラー
ララララー ララー ララララー
ラー ラララ…

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