真昼の最終列車

発車のベルが泣いてる
もう二度と会えない別れ
つないだ指先がもつれ合う
木枯らしに吹かれて……
愛しても 愛しても
しあわせは逃げるから……
最後の口づけを 拒んでくれないか
真昼の最終列車

熱い初雪が舞う
窓辺ではしゃぐ旅人
あなたの行き先さえ知らない
つらすぎて訊けない……
愛しても 愛しても
人生はまぼろしか……
棄てられた男に 落葉がからみつく
真昼の最終列車

愛しても 愛しても
しあわせは逃げるから……
最後の口づけを 拒んでくれないか
真昼の最終列車

最後の口づけを 拒んでくれないか
真昼の最終列車
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