初秋

戦火に倒れた恋人を抱きしめて
泣き崩れる男を映す TVニュース

誰かを愛したら
その喜びと同じ重さの哀しみも 手にするのか

永遠の別れが いつか来ることに
人は 皆 気づいているから
君と出逢って こんなにせつない
胸の奥が苦しい程

ふれあい いたわり
陽ざしの中で 短い時を共に過したい

いつか君を見送る時が来たなら
笑顔で別れを告げよう
君が僕を見送る時は
この歌を思い出して

どんなに 二人で過ごした人生が
幸せに満ちてたか

愛してる いつまでも
傍にいても 離れていても いつでも

僕の名を呼ぶ声も
僕の手にふれる ぬくもりも
はかなくて 愛しい

約束も 誓いの言葉も 何もいらない
君がそこにいるだけで

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