交差点

すれ違う肩越し 聞き馴染んだ声
振り向けば あの頃と 変わらぬ笑顔

優しくて真面目な 貴方が物足りず
強引な誘惑に 落ちたあの日

本当の愛よりも 胸の奥 焦がす様な
ときめき それだけが 激しく惹きつけた

若さの危うさは 思い出に捨て去り
繰り返す毎日を 今 生きてる

優しさその意味や 幸せが何なのか
今なら痛いほど 分かっているけれど

貴方と過ごした日 本当は一番に
まぶしい時だとは 絶対に言わない

悪戯に過ぎた 泡沫の日々よ
でも 懐かしい…。
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