黄昏ワルツ

薄紫の 帷(とばり)が降りて
強がる心も 人恋し
こっちを向いて 笑顔を見せて
俺でよければ そばにいるよ
散る花 咲く恋 黄昏ワルツ

小指の先の 棘さえ疼く
ましてや痛むさ 胸の傷
哀しいことを 忘れるように
生きてみないか そばにいるよ
ため息 口笛 黄昏ワルツ

春には桜 冬には雪を
移ろう季節も 二人なら
陽だまりほどの 温もりでいい
どんな時でも そばにいるよ
吹く風 降る夢 黄昏ワルツ
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