snow flake

いつもの帰り道だったはずなのに
君の横顔がくもって見えた
月明かりの下で舞い散る粉雪
二人の影だけ包み込む

何か言いたそうな その口元
塞いでいるのは きっと僕自身だよね?

snow flake 僕らはどこですれ違ったかな
記憶さえ ずっとこのままでいたかったんだ
snow flake 教えて あの時の二人なら
今頃は どんなふうに笑えてた?

横に並ぶ肩を抱き寄せたくて
思いとどまって目を伏せても
僕らの足跡は今日も互い違い
何も踏み出せず朝を待つ

いつか言いたかった あの言葉は
僕からもう言えないね 君の声を聞かせて

snow flake 二人が二度と会えなくたって かまわない
きっと 今よりも 笑顔でいてよ
snow flake 教えて 君が伝えたかった
その想い もう逸らさないから

snow flake 最後に願いが叶うのなら
君だけに 今 伝えたいことがあるんだ
snow flake 二人がまた笑い合えるように
その時は もう離さないから
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