明日の君へ

初めての感覚でした 人が泣いてる姿
それを見て幸せなんて思ったことなど
まぶしい天使 空から舞い降りて
小さな指で僕の頬を触った
ぎこちない腕の中
愛してるとか かわいいとか
そんな言葉じゃなくて午後の陽だまりのような
儚くも穏やかな樹々揺らす風のような
そんな君の夢を見た

君は今どこにいるのか 雲の上から見てるの?
この命を捧げてでも守ってあげよう
きっと会えるさ その時が来るまで
すやすや眠る 僕と誰かのために
まだぎこちない腕の中
宝物が 輝いたら
深い海の底にも光が届きそうな
眩しくも柔らかなベールをまとうような
そんな君を夢見てる
明日の君へ
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