微笑みのせいさ

まるで読みかけた推理小説(ミステリー)
すべてが謎につつまれた
君から心をそらせずに
せつない夜が明けてゆく

次のPage めくらなけりゃすむ恋なのに
終われない YesとNoとの真ん中で
僕を焦らす あいまいな

微笑みのせいさ 時をかさねても
君のことだけ読めなくて
まなざしのせいさ 見つめられたなら
ジェラシーより
痛い情熱が胸をしめつける

肩を抱く腕をほどいては
恋の結末はぐらかす
その素肌の下 隠してる
秘密の気持ち知りたくて

優しさでまた君をためす僕なのさ
ほかの女性(ひと) 誘うみたいにはいかなくて
溺れてゆく うらはらに

微笑みのせいさ ため息をついて
白んだ空を眺めてる
くちびるのせいさ サヨナラでもいい
この微熱な
物語を最後まで綴りたい

微笑みのせいさ 時をかさねても
君のことだけ読めなくて
まなざしのせいさ 見つめられたなら
ジェラシーより
痛い情熱が胸をしめつける
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