たった一行のノンフィクション

今夜 どこで何をしてるの?
受話器の向こう 声は留守番電話
何故か とても会いたい気持ち
淋しいとか そういうわけではなくて

今から行ける 海まで行こう
そして波の音を聴いて帰ろう

あなたが思うよりも あなたを好きな気持ち
隠してる 隠してる くやしくて

忙しいのはいいの どこかで気にしててね
その胸の片隅に いつでも

どんな 辛いことも知りたい
他に好きなひと 居るかも知れないし
急に とても不安な気持ち
ジェラシーとか そういうつもりじゃなくて

窓を彩る 街のあかりを
ひとつふたつ数えながら思った

あなたも同じように 少しは淋しいなら
こんなには こんなには あせらない

眠れない夜に書く とても短い Story
一行のノンフィクション 「I Love You」

あなたが思うよりも あなたを好きな気持ち
隠してる 隠してる くやしくて

忙しいのはいいの どこかで気にしててね
その胸の片隅に いつでも
×