なくしたものをあつめて

夜空の星くずを
両手にいっぱい すくって
大好きなあなたに
あげましょう

むかし 私たちは
星に指が とどいた
いつしか うつむいて
時に追われてる

5月の野原 真夏の海 枯葉舞う街
真冬の銀河を 愛した私に もどるの
そしてそして もう一度
あなたを愛させて

今は黒い空に
雨も よごれてるけど
きれいな世界が
きっと もどるはず

鳥や樹々や 魚や花や風たちの歌
夢に満ちてた あしたも分けあった あなたと
ずっとずっと 美しい
生きられますように
愛し合えますように…
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