風向き

かすれた声で叫んでもあなたの言業にかき消されるだけ
かわいた風重い太陽一人歩く僕の足を止める

腑病者の僕はくだらない事で戸惑って
裏切られる怖さが自分自身を迷わせる

絶望の中苦しまぎれにこぼした言菓それが全て
真実はそこにある

分かりやしない誰も彼もが本当の事を本当の意味を
伝わらないなら届かないならいっそ消えてしまっていい

かすれた声で叫んでも誰かの言葉にかき消されるだけ
ゆれる空気ゆるい今日が 一人歩く僕の足を止める

絶望の果てに僕は見た悲しみの果てに僕は見た

何もないって事さ

分かりやしない誰も彼もが本当の事を本当の意味を
伝わらなくて届かなくても揺るがない歌を歌うよ
かすれた声で叫んでもあなたの言業にかき消されるだけ
かわいた風重い太陽一人歩く僕の足を止める
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