僕らの明日

歩き慣れたいつもの道に やけに長い踏切
少し欠けたアスファルトに 雨上がりの水たまり

君を目掛け放り投げた白く丸いボールは
眩しい日差しの真ん中に溶けていった

憧れはまだ青空の中 彷徨いながら漂ってるんだ
あの日の夢はいつもそばで
僕らの明日を照らすんだ

西へ沈み始めた夕陽 そっと灯る外灯
聴こえる虫のさえずりに 17時のメロディ

自転車飛ばし集まっては帰るのが惜しくて
夜明けが来るまで何度も語り明かした

君と描いた 未来への地図は 色褪せぬまま 輝いてるんだ
道は伸びてた どこまでも
僕らの明日へ続いてる

うまくいかないこともあるけど
でも足宛きながら生きているんだ
あの日の夢はいつもそばで
僕らの明日を照らすんだ
僕らの明日へ続いてる
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