きよしの人生太鼓

見栄も飾りも 男にゃいらぬ
天下御免の 玄海育ち
生まれたからには 死ぬまで生きて
どんと どどんど どんど どどんど どんと
叩け男の 叩け男の 人生太鼓

笹の提灯 ゆらゆら揺れて
小倉祇園の 太鼓の音は
腹の臓まで じんとくる
意地と度胸じゃ 負けないけれど
恋のいろはが さばけずに
涙 涙噛んでの あばれ打ち
波よ花咲け 玄界灘に
風よ歌えよ 大地を走れ
男我慢の 撥さばき

喧嘩早くて 情けにもろい
それが小倉の 男の魂(こころ)
学では負けても 根性じゃ負けん
どんと どどんど どんど どどんど どんと
胸に怒涛の 胸に怒涛の あぁ血が騒ぐ

顔で笑って 心で泣いて
命まるごと 謳おうじゃないか
曲げてはなるかよ この生き様を
どんと どどんど どんど どどんど どんと
響け男の 響け男の 人生太鼓
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