Summer Vacation

心地良い熱さ
残るアスファルト
灯る街灯は
夜を始めた

心地良いはずさ
温いアイスティー
熱帯びたのは
君のせいだからさ

会いたい気持ちは
昼の陽溜まりに
落として忘れて
ほら、また寂しい

会いたい気持ちは
昼の陽溜まりに
置き忘れたフリして
ほら、また寂しいだけだ

狂おしいはずさ
君は言ったんだ
付き合ったらさ
「楽しいかもね」

狂おしいはずさ
温いアイスティー
飲めば帰るだろ
僕は飲めなかった

会いたい気持ちは
昼の陽溜まりに
落として忘れて
ほら、また愛(かな)しい

会いたい気持ちは
昼の陽溜まりに
置き忘れたフリして
ほら、また寂しいだけだ

夜は優しく
僕を包むよ
昼の僕より
大人にさせてしまうよ

大人になって
つかず離れず
温いくらいの
温度で僕ら

大人になって
後悔をして
それを「あの頃」と
割り切って
懐かしむのかな
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