いちゅび小節

遊び好ちやてど くま通て遊ぶ
我が遊び行かは 笑て呉るな
サー思やがちょん
かなしがちょーん

いちゅび小に惚りて 山地村通て
通て通いぶさ 二才が美らさ
サー思やがちょん
かなしがちょーん

伊集ぬ木や豊て 真白花咲ちゅい
我にん伊集やとて 真白咲かな
サー思やがちょん
かなしがちょーん

伊集ぬガマク小や 美童ぬ頭
親や焦らちょて 奥間通て
サー思やがちょん
かなしがちょーん

通るがな通て 自由ならんありば
神仏てしん 当やならん
サー思やがちょん
かなしがちょーん

いちゅび小に惚りて 座喜味村通て
通て通いぶさ 喜名ぬ番所
サー思やがちょん
かなしがちょーん

いちゅび小やなじゃき かなし思里に
思事ぬあてど 朝夕通て
サー思やがちょん
かなしがちょーん

音に豊まりる 喜名ぬ高平安座
恋臣がやたら 武士がやたら
サー思やがちょん
かなしがちょーん

遊びぶさあてん まどに遊ばりみ
くまぬ大主ぬ 御祝やてど
サー思やがちょん
かなしがちょーん

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