アノ時ちょっとだけ目を開けて、肩越しに溢れた風景を
今になって 覚えているかなんて そんな事言う様になっちゃうんだね
当たり前に春は来て家を出て 目的もないままに歩きだして
ただ眠るだけを繰り返して 考える事を恐れてたね
街はまた目を覚ます 誰がのタメイキが聞こえる
うごめくだけで声も失ってゆく

ホントは君もわかっているだろう
行き着くとこなんて 何処にもないと
ただトボトボと 声にだしては
変わろうとする瞬間を見逃さないで

並んで歩いた夏の夜の 長い坂道と静かな空と
そんな事ばっかり思いだして ちっぽけな街並を懐かしんで
想い出の中でだけ わたしは笑顔で生きてる
振り返り 呼吸は荒くなる

ホントはいつも 考えてるんでしょう
みてきたもの全部 忘れたいんでしょう
振り返らずに 動き出して
なんて事ない瞬間を愛しんで

生まれた街には 緑があって
大きな陽射しと 音が あふれ
退屈過ぎる平凡な日々が
みんなを繋いでくれていた

ホントは君もわかっているだろう
行き着くとこなんて 何処にもないと
ただトボトボと 声にだしては
変わろうとする瞬間を
ホントはいつも 考えてるんでしょう
みてきたもの全部 忘れたいんでしょう
振り返らずに 動き出して
なんて事ない瞬間を愛しんで
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