いのち

ひとりぼっちで 生まれては
ひとりぼっちで 消えてゆく
こんな小さな太陽が
光る時間は わずかでも

あしたのことを 悩まずに
きのうのことを 悔やまずに
今をいっぱい生きたなら
いのちいっぱい生きたなら

ひとりの小さな太陽が
誰かの心を照らすでしょう
あなたという名の太陽が
誰かのあしたを照らすでしょう

どこへ行くのか わからない
それは誰にも わからない
登る途中の坂道で
靴を片方 なくしても

踏み出すことを 恐れずに
差し出すことを 惜しまずに
人をいっぱい愛したら
こころいっぱい愛したら

光の坂道 振り向けば
そこには何かが残るでしょう
歩いた道のり 振り向けば
たしかに何かが残るでしょう
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