暗闇にただひとりで堕ちてゆけば
帰らない あなたの姿 夢に見るいまでも

呼びかけて呼びかけても振り返らず
僕らの時間は止まったまま
ひとり朝を迎える

あなたに触れられないなら
生きてる意味もないと
抱きしめた空のぬくもり
僕はどこへゆく

失った痛みはまだ消せないから
微笑む あなたの幻
離れないで そばにおいて

黄昏をただひとりで眺めるのは
失った愛の記憶に捉われているだけ

2人見たあの季節は遠く過ぎて
巡り行く時代と共に忘れられると信じてた

あなたを抱きしめられない
この腕 価値もないと
見上げた土砂降りの雨に
ひとり泣いていた

失った痛みをまだ消せないから
微笑む あなたは幻
離れないで そばにおいて
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