光の雨

目がさめても 何も見えないなら
もう一度 目を閉じて 眠り続けよう

微笑んでも 涙が伝うなら
笑いも泣きもせずに この場所にいよう

どうか 夜露に濡れないで
ちいさな呼吸を 信じてほしい

あの空へ あの空へ いつか
一人 飛び立てるまで
私が消えて嘆く人がいるのでしょうか

糸を吐いて作りあげた このベッドは
柔らかな私の祈り

君のいない世界を受け入れるために今
悲しみを悲しみ抜くだけ

すこし 待っていてくれたら
二度と 振り返ることはないだろう

あの空へ あの空へ いつか
そして よみがえるなら
光は満ちてこの両手に降りそそぐでしょう

あの空へ あの空へ いつか
一人 飛び立てるまで
私が生きて届く愛がきっとあるから
私が生きて届く愛がきっとあるから
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