白いサンタさん

降り積もる雪 街中が染まってゆく
白い僕を見失わないように
手を繋ごうってわざとらしいかな

今日は世界で一番の君のサンタになるつもりでいたけど
目が細いサンタなんて ヒゲ薄いサンタなんて 見たことないね

ジングルベルジングルベルの鈴が鳴るまで待てずに
君を抱きしめに行くんだ
他の誰かにどこかに連れて行かれないように
ジングルベルジングルベルの鈴が鳴るまで待てずに
会いたくて 白い世界を今白い僕がソリに乗らず走ってる

街を飾る イルミネーションが僕の
薄さを いつも以上に際立たせる
さっきからずっとツリーしか見てない

君の横顔を僕はずっと見ているよ 気付かれないように
キレイだねって 去年より素敵だねって 君の事だよ

ジングルベルジングルベルの鈴は僕が鳴らすから
耳を澄ませてそばにいて
こんな気持ちは初めてだからしおらしくなる
ジングルベルジングルベルの鈴を2人で聞くんだ
今年こそ 胸が踊るような煌めく夜をささやき明かそう

子供の頃のわくわくしたクリスマスに
久しぶりに出会えた気がするメリークリスマス

ジングルベルジングルベルの鈴が鳴るまで待てずに
君を抱きしめに来たんだ
ずっと離さない聖なる夜にそれを誓うよ
ジングルベルジングルベルの鈴が鳴るのと同時に
本当の 君の言葉と僕のしょっぱい嬉し涙が混じった
メリークリスマス
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