声もなく始まる世界

冷たい風が木立を濡らす
ひとりが怖い
少しだけ優しい嘘が欲しくなった

私がそれを受け入れるのは
あり得ないと気がついて
落ちる涙を拭う

弱くても逃げても 真実は優しい
こころを打ち明ける場所にいた
あなたがいた

未だ世界は声もなく
迷いを連れて始まる
信じた光は夢かもしれない

苦しくても悲しくても
明日はまた
大きな空が広がるでしょう
夢を手に 手に…行こう!

飛ばない鳥も嵐がやめば
とおくを目指す
現実が追いつくまではそっとみてる

暁揺らす私がいつか
羽ばたくのはもうすぐよ
深い雲を抜けるよ

強かった過去より 後悔を許そう
自分を抱きしめて微笑んで
裸足のまま

終わる世界があるのなら
生まれる星を眺めて
硝子の未来で約束さがそう

言葉にして形にして
明日のため
大きくなると誓うのでしょう
夢を手に 手に…行こう!

去ってしまう誰かを 見送った時でも
こころを打ち明ける場所にいた
あなたがいた

未だ世界は声もなく
始まりのうた歌うよ
信じた光は約束歌うよ

聞こえるはず叶えるはず
明日をまた
大きな空に見つけるでしょう
夢を手に 手に…行こう!
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