アイエトワエ

もっと言葉を知ってたら
君の苦しみ 軽くできたのだろうか
駆け巡るは心残り

きっと残された僕を気遣い
優しい顔で眠ったのだろうか
思い知るは限りない愛

それは

目眩く最後の白昼夢
遅すぎた別れを手向けたら
君、何処へ行く

もっと言葉を知ってたら
僕の想いを伝えられたのだろうか
今、聴かせたい歌がある

それは

柔らかな日差しの鎮魂曲(レクイエム)
遅すぎた別れを手向けたら
君、何処へ行く

数多の思い出達が
冬晴れの空に溶けゆく
届きはしない もう 触れられない
在りし日の君 飲み込んで
息も忘れて肩を震わす僕の方へ
抱きしめるような柔らかな風が吹いた

目眩く最後の白昼夢
遅すぎた別れを手向けたら
どうか微笑んで…
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