夜明けの晩

茜色した空から
聞こえてくる鳥の歌
帰ろう 帰りましょう
私を待っている あの国へ

水面を揺らす涙が
寄せて返す 波作る
異国の白い浜へ
私を乗せてって 恋の痕

何処かへ飛んで行ったの
眠りの道 私の夢
誰かが呼んでるなら
私 起こさないで 永遠に

窓を叩いているのは
冷たい雨 子守唄
誰かの優しい声が
いつか雨音に 姿変えた

星が消えてく頃まで
語り合った ふたりきり
迎えに来てくれると
私は待っている あの人を

夜明けの晩に 恋の歌
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