ノン・メリー

君の身体の全てを褒めて
細胞の並びまでも褒めて
人でなくてもきっと好きだ
顕微鏡でじっと見つめたい

花かんむりなんてもう意味がない
粒子鉄線でも綺麗だから
何もかけず食べるあの感じ
飾らないことがときめきだ

のめりこんでいく 四季が巡る中
色が変わっていく君に

連れていく嫌がってても連れていく
崩れていく頭の中から崩れていく
ずれていく人という字からずれていく
潰れている心臓はもう潰れている

のめりこんでいく 狂うリズムと
回路が変わっていく日々に

揺れる青いエトランゼ
歩く姿に時間は止まっていた
揺れる桃色の感性
走る季節に賽は投げられた

ノン・メリー
クレイジーフォーユー
死期が迫る中
色褪せないように急いで
×