白昼夢

きみの影を踏みました
夏の声を綺麗にコラージュした ああ

だれも知らない街の空
と、いう麻酔を打ち続けるように
きみが笑うのは少しだけ悲しくて

白昼夢はゆりかごのようでした
このエンドレス
夢見がちな子だと思っていた
帰り道はひとり

いつか
ぼくもゆくのかな

最後に声をかけたのは、ぼく
いや、わかんないな、ある日の午後
手に負えないような物語、見せないで

白昼夢はゆりかごのようでした
このエンドレス
白昼夢が繰り返す記憶の肌
怖いくらい抱いて

さわれなくてもいいよ
会いにきて

白昼夢はゆりかごのようでした
蒼い空、思い出すたびに
あの影、踏み続けた
会いにきてくれ この場所へ
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