ジプソフィラ

夕陽に溶けてく後ろすがた
笑って見送ったはずなのに
こみあげてくる胸の痛みが
強がりだと知らせてる

最初から そう 気付いてた
隣に並べない恋だって

話しかけてよ ねぇジプソフィラ
優しい声がいつも
尖っていた心を撫でてくれた
あなたを包みたいと思った
神さま...どうして?
ぽっかり空いた穴から見る世界は
歌声を失った荒野の様で
AH...何も咲かない 聴こえないよ..
.
行き交う人の群れに混ざって
悲しみも消せたらいいけど
あなたに似てる影を探した
無意識さに呆れてる

「そばに居られるだけでいい」
言えるほど大人になれなくて

抱きしめたいよ ねぇジプソフィラ
時間が戻せるなら 出会う前のふたりになってもう一度
違ったカタチ作れるのかな...
だけど駄目だって わかってるんだ
引き寄せられるように
何度でも恋に落ちてしまうだろう
AH... 切ないくらい惹かれ合って
抱きしめさせて ねぇジプソフィラ
優しい声がいつも
尖っていた心を撫でてくれた
あなたを包みたいと思った
この街のどこか どうか元気で
笑っててくれますように
愛してる...たとえ伝えられなくても
AH...誇っていたい この想いを
×