InFiction

鍵のかかった 小さな部屋で
描いた理想の自分は
現実(リアル)とは掛け離れた
まるでTVの中の偶像崇拝(アクトレス)

夢見る少女 無い物ねだり
かぼちゃの馬車を待ちながら
今日もきっと 何も変わらず
朝が来る

情緒不安定な 日々を繰り返す
妄想に耽って 明日を待った
たられば なんて キリがないから
今すぐ自分をリセットしたい

吐き出して
この絶望を この痛みを
超えた先が 夢ならば
駆け抜けろ 未来の並行線
理想への改革
さあ一歩 踏み出すんだ

棘の刺さった 小さな胸で
芽生えた 理想の世界は
明日をきっと 思い馳せながら
朝を待つ

荒唐無稽な 夢を繰り返し
その他大勢が せせり嗤(わら)った
神様なんて 意味がないから
自らの手で掴み取れ

飛び出して
この世界を この光を
超えた先が 明日ならば
懸け抜けろ 未来の放物線
希望への変革
さあいっそ 棄ててしまおう

吐き出して
この絶望を この痛みを
超えた先が 夢ならば
駆け抜けろ
未来は No fiction
夢幻の交錯点
さあ一歩 踏み出すんだ
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