ageha

投げつけた 寂しさを
雪で固めて

気まずいまま 花は咲き
君は往く

あの日 君の夢をはぐらかしてゴメン
僕だけが置いていかれそうで

アゲハ蝶追った あの夏の日
もう一度 あんな風 夢つかまえられる
そう 親友の君ならば

友達に囲まれて
握手交わす君
僕だけが 少し離れ
見送ったホーム

意味さえ理解(わか)らずに
一緒に歌ってた
あの唄の切なさを知ったよ

旅立ち いざ別れの刻(とき)
君へと あの唄 口笛にして吹く
「さよなら」の代わりに

動く列車の窓越しに
瞳(め)と瞳(め)が合った
君が優しく微笑(わら)うから
泣きそうになった

アゲハ蝶追った あの夏の日
もう一度 あんな風 夢追いかけたいよ
そう 親友の君のように

アゲハ蝶追った あの夏の日
約束したよね たとえ離れたって
そう 親友でいようね、と

会えない日々も
そう 親友と呼ばせてよ
親友でいさせてよ

Sincerely Yours With All My Heart
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