はちきん祭り歌

土佐の高知の 祭りをゆけば
華が舞います 七色十色(といろ)
艶(つや)な 浴衣の 夏姿
朱(あか)い 欄干 もたれて立てば
今宵 流し目 どなたにあげる

よさ恋 よさ恋 夜(よ)さり来い
祭り花火の 火の粉を浴びて
火傷(やけど) 覚悟で 惚れてみな
よさ恋 よさ恋 夜さり来い
ジャジャ馬 はちきん 乗りに来い

暴れ四万十 火振りの火影(ほかげ)
跳ねてきらめき 娘鮎(こあゆ)が誘う
鳴子踊りに 濡れた肌
窓の月にも 恥じらいながら
胸に抱かれりゃ なおさら濡れる

よさ恋 よさ恋 夜さり来い
頑固武骨で 女にゃ 弱い
龍馬気取りの いごっそう
よさ恋 よさ恋 夜さり来い
ジャジャ馬 はちきん 乗りに来い

よさ恋 よさ恋 夜(よ)さり来い
祭り花火の 火の粉を浴びて
火傷(やけど) 覚悟で 惚れてみな
よさ恋 よさ恋 夜さり来い
ジャジャ馬 はちきん 乗りに来い
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