SUN ON THE MOON

月あかりが影ひとつ落として
吹き抜ける夜風には何がある

アスファルトに掌をはりつけて
灼熱の太陽を思い出してみる

理路整然たるメッセージも
くだらないジョークに成り下がってゆくし
心に信じ続けていたものが
くだけてく いろあせてく

僕等何処かに向かっているのかな
この道は未来へと続いてるのかな

このポケットに勇気をつめこんで
夢を追い旅すれどあてはなく

空ボトルが転がる公園の
錆び付いたベンチにも朝は訪れる

喜怒哀楽などいつの日か
助手席のシートに置き忘れてきた
だからさ鏡に映る君だけは
信じたい 受けいれたい

僕等何処へと進んでいるのかな
この足で明日へと辿りつけるかな

僕等この先も傷つけあうのかな
この道は未来へと続いているのかな
×