はじまり

唄を歌った キミに歌った
桜色に染まる校庭で
出会い 別れ 進むボクらの
芽吹き出した情熱よ

夢を持てずに明日を見てた
挫折を知って 負け続けていた
立派な夢を語るキミが
眩しく思えた ボクは何してんだ

始まりは些細なこと
褒めてくれたから だから

唄を歌った キミに歌った
少しだけ並べた気がしたよ
キミと二人歩いた日々は
昨日のことのようだ

あれから何年たっただろう?
あいかわらずボクは歌っているよ
心を守るための夢が
まさかこんなにも続くなんて

悔しさに出会う度に
キミの顔浮かぶ だから

唄を歌った キミに歌った
あの日よりも胸を張りながら
ボクとキミを繋ぐ空へ
「ありがとう」込めながら

あの日きっと逃げていたなら
こんな日々に出会えなかった
今も負けて負け続けてる
でも消えない情熱

唄を歌った キミと歌った
桜色 僕ら駆け抜けた
光纏い ふわり 心に
咲き乱れる情熱よ

キミがくれた情熱よ
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