惜別

私の青春が終わり あなたと別れて歩く
「ありがとう」 あなたのやさしさ
すべての思いやり
私はこれからの人生を
一人で自由に翔んでみるわ
翼をひろげ 風に舞いながら
あの山の向こうへ

綴り続けた幸わせ もう書き尽くされ
これ以上は二人つらいだけです

時がたつにつれて
あなたは私を強く抱きしめた
それが私にとって
息苦しさに変わりはじめていた だから…

あなたに あなたにひと言
最後に 最後のひと言
「ごめんなさい」 すべてが私の
わがままでした

出逢いの頃と同じ変わらぬ笑顔で
見送るあなたに背中向けて

走る私はふり向きもせず
涙でかすんだ街並を
時よ はこんでおくれ
どこかの街へ この私を

走る私はふり向きもせず
涙でかすんだ街並を
時よ はこんでおくれ
どこかの街へ この私を

あなたに あなたにひと言
最後に 最後のひと言
「ありがとう」 私のわがまま
許してくれて
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