白い少女

恋をおぼえた白い少女は たったひとりの僕の妹
まだ幼ない頃のおもかげが
そのまつ毛のはしで揺れている
夢をかなえた白い少女は 永遠にひとりの僕の妹
今誰よりずっと輝いて 今愛する人と船出する
愛を信じているのなら
何も持たずに行くがいい
彼にすべてをかけるなら
僕はだまって見送ろう
白い少女よ 君は今でも僕の僕の妹だから

遠い海鳴り聞いた時から 君の心は僕を離れた
ふとこみ上げてくる淋しさに ただうなずきながら抱きしめた
僕のうしろをどこまでも
いつも追いかけ困らせた
君の無邪気なほほえみは
きっと明日も忘れない
白い少女よ 君は今でも僕の僕の妹だから

愛を信じているのなら
何も持たずに行くがいい
彼にすべてをかけるなら
僕はだまって見送ろう
白い少女よ 君は今でも僕の僕の妹だから
×