俺よカルマを生きろ

誰かのいい人奪いきれずに
痛めつけられた夏の終わり
あっという間に新しい男(ひと)と
暮らしてると聞いたのはその冬

全部失くしたと膝をついた時
笑いがこみ上げた

どんなにヨレヨレ傷だらけでも
走り続ける
俺よカルマを生きろ
痺れる自業自得の道
戻るもんか

追われた挙句冷たい川に
飛び込んでもどこかに流れ着く
借金も無けりゃ窮屈でもない
そのうちまたあの娘に会えるだろ

いいとこ取りの人生なんてつまらない
お釈迦様ものたまう

どんなにヨレヨレ傷だらけでも
走り続ける
俺よカルマを生きろ
痺れる自業自得の道

薄汚れた遠い日々が
延々とついてくる影のように

どんなにヨレヨレ傷だらけでも
走り続ける
俺よカルマを生きろ
痺れる自業自得の道
戻るもんか
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