漂流者

君は泣いて両手広げ 夢の外で僕を止めた
約束ならおいて行くよ ただいつもの気紛(きまぐ)れさ

夜明け迄に 欲望集めて
明日という風に 飛ばされたい

終わりのない旅かも知れない
愛と夢の レールはなぜ離れていく
女は愛を彷徨う天使
男なんて夢さすらう漂流者だ

乗り遅れた夢列車に 泣きそこねた君の事を
忘れられる時間なんて たぶんないさ僕には

見栄やプライドで かさばった服を
走りながらすべて 脱ぎすてたい

さあ翔べ 愛がひろがる前に
勇気だけが確かな今 抱きしめてる
自由は夢を果たしてからさ
しあわせには その次だよ漂流者は
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