男は明日へ

落ちてゆく 夕陽のように
だまりこくった 時もあったさ
冬の雨に心もぬれて
酔いどれた 夜もあったよ
あゝ あの時 あゝあの時
友達が背を向けた夜も
歌だけが 歌だけだ
歌だけがついてきた

ふり返る月日の中に
いつも夢見たことがあったさ
遠すぎる思い出だけど
幸せなころもあったさ
あゝあの時 あゝあの時
空っぽの青春の中に
歌だけが 歌だけが
歌だけがついてきた

さみしくて子供のように
はしゃぎまわった時もあったよ
むなしくて 人生をうらみ
旅に出た夜もあったさ
あ……
さすらいのつれづれにいつも
歌だけが 歌だけが
歌だけが ついてきた

ラララ………
ラララ………
男の涙 ひきずる夜明け
いのちのように歌うのさ
男が風にさからう夜明け
心のすべて うたうのさ

ラララ………
ラララ………
ラララ………
ラララ………
いのちのように歌うのさ
ラララ
心のすべてうたうのさ

ラララ………
ラララ………
ラララ………
歌はみちづれ
みちづれ
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